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Michiko Akao
Feb 112 min read
石井眞木作曲 横笛独奏とオーケストラのための交響詩「祇王」―陰影の譜―
1984年初演 共演 小林研一郎指揮 京都市交響楽団 1989年 石井眞木指揮 東京都交響楽団 1990年 岩城宏之指揮 東京都交響楽団 1990年 山田一雄指揮 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 1997年 井上道義指揮 京都市交響楽団 大阪 ...
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Michiko Akao
Oct 28, 20242 min read
横笛赤尾三千子の世界「翁」
今回のプログラムは、笛の代表的な古典、雅楽・能楽・江戸囃子の曲を中心に、日本の芸能の根源としての翁の波動を表現しようとするものです。笛一管にこだわってきたのは、自分の息が翁の波動と一体化するためであったかと思います。プログラムノート2024年 赤尾三千子
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Michiko Akao
Aug 20, 20242 min read
墓獅子
念願の墓獅子を見ることができた。 8月14日15日、八戸市鮫町、浮木寺の鮫神楽。墓獅子のことは、間宮芳生さんの本で知った。吹枝之会で獅子を舞う本田由美子さんに、墓獅子の話をしていたところ、8月9-11日に東京両国のシアターΧで、「海村」という柾谷伸夫一人芝居があり、そこで墓...
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Michiko Akao
Feb 22, 20241 min read
江戸里神楽 神楽囃子組曲
神楽殿で、神々の物語を見ながら、国のかたちを継承する。笛は、能管と篠笛。太鼓は、大太鼓と、神楽に欠かせない大拍子。江戸里神楽は、この三種の魂振りの楽器によって進行されていく黙劇だ。深山幽谷、娘を生贄に差し出さなければならない親の悲しみ、戦う神々。モドキやオカメ、時には動物た...
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Michiko Akao
Mar 19, 20231 min read
「死者の書」
今年の春分はちょうど三月二十一日。弘法大師空海、入定の日と伝えられる。 桜は満開になりそうだ。 折口信夫「死者の書」と真言宗の声明とで織り上げた作品を思い出す。護国寺の若い僧侶と一緒にバルト三国で公演させて頂いた。ロシアとの微妙な関係を教えられたが、今はどうしているだろうか...
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Michiko Akao
Aug 16, 20223 min read
横笛赤尾三千子の世界「喜びの庭」
1985年、ロサンジェルスに拠を移した。パートナーは日系3世、ジョージ・コーチ。1977年鬼太鼓座ヨーロッパツアーで知り合った。イーベルシアターでお披露目演奏会。洋裁上手な義母が舞台用揚幕を縫ってくれ、兄弟や友人が裏方を手伝ってくれた。私は日本で免許を取ってからロサンジェル...
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Michiko Akao
Apr 9, 20221 min read
篁牛人さんのこと
1970年池袋西武百貨店で、「日本画壇の異才 篁牛人展」があった。笛を始めたばかり、将来に不安を抱いていた。会場に着くと、所狭しと大作が並べられ、力強い墨の線で大きく描かれ、空白の部分には気が満ちている。「これだ」と思った。「この方法で私も大きな笛を吹いていける」と啓示を受...
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Michiko Akao
Jan 2, 20222 min read
孤明
私は小さい頃から歌が好きで、ピアノで弾いたりしていました。仕事として音楽を選んでからは、色々と封印してきましたが、旧奏楽堂での演奏会の為に、瀧廉太郎、山田耕筰、團伊玖磨作曲の歌を見てみると、今日まで大切に歌い継がれていて、「凄いことだなあ」とつくづく思います。笛を吹くのもま...
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Michiko Akao
Nov 29, 20212 min read
團伊玖磨作曲交響曲第6番「HIROSHIMA」
1985年広島での初演からこれまで演奏を続けてこられたことは感慨深い。 團先生の指揮、初演はソプラノ曽我栄子さんが歌われ、その後は佐藤しのぶさん。ウィーンでは録音ともにアナ・プサールさん。シンガポール、マレーシア、ブルガリア、ルーマニアではそれぞれ現地の方が歌われたが、お名...
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Michiko Akao
Oct 24, 20212 min read
コンドルは飛んでいく
荘村清志さんは、お父様に指導を受け、ナルシソ・イエペスに認められてスペインへ渡り、テレビでもギター教室をなさって、日本のクラシックギター界を牽引してこられた方だ。三善晃作曲「花骨牌」は、荘村さんの委嘱作品で、笛とギターの為の曲。岐阜で初演。公演に呼んで頂き、お父様にもお会い...
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Michiko Akao
Aug 7, 20213 min read
江戸祭囃子
横笛赤尾三千子の世界 共演 締太鼓 若山胤雄 丸謙次郎 大太鼓 仙波清彦 鉦 野口稠留 屋台 麒麟 亀戸 階伝 夏祭 神田丸 鎌倉 四丁目 屋台 1983年5月23日 東京文化会館小ホール 江戸囃子は、地囃子(屋台—昇殿—鎌倉—四丁目—屋台)と呼ばれる形で演奏されるのが、常...
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Michiko Akao
Jul 23, 20212 min read
組曲「般若波羅蜜多」組曲「竹の園生」
私は、東芝EMIから3枚のレコードを出して頂いた。いわゆるメジャーデビューというのだろうか。でも当時の私は、横笛も自分自身も模索中で、レパートリーもなかった。スタジオで試行錯誤を続けながら1枚目を出して、色々と宣伝をして頂いた。売れないといけないので2枚目は流行りのフュージ...
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Michiko Akao
Jul 14, 20212 min read
ダイヤモンド・パーソナリティー
電話で「ダイヤモンドパーソナリティーを受賞した」と知らされた。 授賞式はちょうど演奏会と重なっていて出席できない。申し訳ありませんと辞退した。ところがそれでも良いという。デビアスというダイヤモンドの会社が主催、今回が第一回だという。一緒に受賞なさるのは赤羽末吉さん。知らない...
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Michiko Akao
Jun 17, 20212 min read
横笛との歩み
リンカーンセンターでの公演時のプログラム(1972年2月1日) 1972年、私は小野雅楽会の一員となって、石井眞木作曲『遭遇II』の龍笛奏者として、この作品のアメリカ初演に参加しました。アメリカで遭遇したのは、小沢征爾指揮、サンフランシスコ、フィラデルフィア管弦楽団でした。...
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Michiko Akao
Jun 17, 20212 min read
何のために笛を吹いているかとよく聞かれます
共演をお願いした、役者、音楽家など、仕事をたくさんして称賛を浴びている方たちは、私が何も求めず、ただひたすら続けていることに疑問を持つようです。 幸いなことに、私の両親はお金に困らない環境を与えてくれました。 ピアノを習わせ、私立の学校に行かせてくれ、勉強に必要なものは買っ...
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Michiko Akao
Jun 17, 20211 min read
「姨捨」
横笛赤尾三千子の世界「姨捨」に際しましては、困難な状況にもかかわらず、白寿ホール、草月会館へと足をお運びくださり、母の面影を追う笛の音に耳を傾け、心温まる拍手を頂き、ありがとうございました。 草月会館一階石庭では、薄墨の笛の音が隅々まで届き感無量でした。...
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Michiko Akao
Jun 8, 20211 min read
横笛 赤尾三千子の世界 「薄墨 ~義経の笛~」
2017年3月19日 大谷資料館地下ホール 大谷資料館地下ホールでの演奏を終えました。 防寒着にマスク、手袋の拍手をいただきました。 大谷石の冷たい奥津城に、義経の霊はいたのでしょうか。 薄墨の笛をお返しに雨の中、鉄舟寺へと車を走らせている時に、...
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Michiko Akao
Jun 8, 20211 min read
「水炎伝説」
2016年1月30,31日 川口リリア音楽ホール ちっぽけな私の吹き籠める息が、横笛を通して遥か彼方からの風を呼び、 別の地から湧き上がった風と出会い、大きな調和の光を生む。 それこそ水の炎のようなもの。ありえないかもしれない。 でもその夢を追い求めて生きる儚い命。...
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Michiko Akao
Jan 1, 20153 min read
水炎伝説 ~回想~
1990年5月、横笛赤尾三千子の世界「水炎伝説」は東京バリオホールで初演を迎えた。富士ゼロックス大西氏の協力を得て実現。作曲石井眞木、戯曲大岡信、演出実相寺昭雄、共演白石加代子、田中泯、閑崎ひで女、山口恭範、舞台小栗哲家、照明吉井澄雄、田中一光ポスターまで実現。...
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赤尾三千子ブログ
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